マーティの家の前

マーティの家からビーチまでは、２００Mも無いぐらい近くでした。マーティは、ランドリーで知り合った友達です。ちょうどその頃、僕は車の生活に行き詰っていました。エンシニータースの警察に目をつけられてしまっていたのです。エンシニータースから出て行けといわれました。もう、日本に帰りたくなっていました。そんなことをマーティに話していると、マーティの家の庭で寝てもいいことになりました。すごくラッキーでした。しかし、はじめマーティの家に誘われたときは、とまどいました。どんな所に住んでいるのか想像がつかなかったし、海岸から離れるのもいやでした。その日は、もう暗くなっていたので、分からなかったのですが、次の朝、起きてびっくりサーフィンをするのに絶好のロケーションでした。マーティも仕事で日中は、留守だったのですが、キッチンやシャワーを自由に使ってもいいといってくれました。Surfer's Paradiseでした。

マーティの家にはじめて行った夜に、両親に一ヶ月間電話をしてないというと、どういうことだぁと、すぐに電話させられました。それからは、テレフォンカードを持たされました。アメリカには、フォーンカードというのがあって、結構安く日本に電話できました。5ドルから買える。