サンディエゴ(San Diego)
サンディエゴについた次の日からサーフボードを探した。サンディエゴ周辺にあるサーフショップに手当たりしだい寄って探した。結構サンディエゴエリアも広いけど、海沿いのHistoric 101という道路沿いに何件かサーフショップがある。北は、Ocean sideから南は、Ocean Beachまでず-っとサーフポイントだ。僕の住んでたエンシニータスは、サンディエゴの中心から一時間ぐらい。フリーウエイを使うともっと近い。 いい街で、結局三ヶ月住んだ。 ビザがアメリカは三ヶ月しか取れなかったから。残念・・・。
サーフィンについては、知識は何にもなかったし、ロングボードがどんなものなのかも知らなかった。ただサーフィンは難しいという話だったので、続くか心配だった。それで初めは、中古で一番安いサーフボードを買うことにした。でも、出来るだけ傷などが無いのを探した。安いのも結構いっぱいあった。だいたい60ドルぐらいから。結果・・・!オーシャンサイドにあるSurf Rideという店で買うことにした。80ドルぐらいだったと思う。South West Coastというロゴが入っていた。ボードの長さは、6’8。ボードに加えてリーシュコード(足とサーフボードをつないどく物)を買った。ワックスは、ボードを買ったおまけで付けてくれた。別の店でウエットスーツも買った。なんと新品のフルスーツが90ドルだった。安物は破れやすかったけど。でも、十分でした。
その日の夕方、ついに念願のサーフィンをしにいった!海に入っても、もーどうしようもなくて、ジャンプしながら沖に向かって、その日からずっと膝が痛くなった・・・。サンディエゴについてまだ、2日目でした。
それから、毎日、次から次に押し寄せてくる波に立ち向かっていった。根性!!!って言いながら海に入った。一ヵ月後ぐらいにやっとパドリングだけで沖に出られるようになった。その間に、頭を切ったり、膝が痛くなったり大変だった・・・。初めの頃はパドリングが出来ずに足でジャンプしながら波を超えていたので、膝が痛くなった。・・・あれは本当に痛かった・・・。毎日3時間ぐらい海に入ってた。ビーチは、毎日一緒のところでやった。South Carlsbad State Beach。ここが一番僕には良かった。ビーチ沿いに車を止めるスペースがあって、車から海が一望できる。車の多い通り沿いだけど、駐車場も無料だったし、いつもここで日中の大半を過ごした。料理をしていると話しかけてくれる人もいるし、友達も出来た。波がまったく無いって日も無かったと思う。まぁ、波の良し悪しは、まったくもってわからなかったし!僕にとってすごく良い波の日もあった!!

★エンシニータスで生活を始めてからの日課★

朝、起きて海を見に車を始動させて、そのまんま海に入る。その後、料理・図書館でインターネット・本屋さんで英語に翻訳された日本の漫画を読んだりしていた。ドラゴンボールやイニシャルD、手塚治の火の鳥やブッダなどを読んだ。アメリカの大きな本屋さんには、なんとソファーがいくつか置いてある!しかも一人用の椅子も何個もあって、立派な肘掛もついてた。飲食も自由だし、みんなのびのび本を楽しめる。そこで一日5時間とか座って本を読んでた。すごく心地良かった。本屋にスターバックスもある。23時まで開店していたので、夜の孤独感は無かったし、英語の勉強になっていると信じていた。実際、ドラゴンボールなんかはほとんど内容を覚えているのでわからない単語が出てきても、辞書なんか引かなくても大体意味がつかめる。だから、会話なんかの表現を知るのにすごく役に立つと思った。僕が今英語を喋れるようになったのは、英語版ドラゴンボールのおかげ!寝るときは、エンシニータスの海沿いにある住宅街に路駐して寝ていた。Dストリート辺り。路駐してる車は、すごく多く。実際、僕のように寝ている人も多いはず!?

ある日、South Carlsbad State Beachでサーフィンを終えて、いつものように料理していると、地元のサーファーが話しかけてきてくれた。名前は、ダックス(Dax)。それから、仲良くなって波乗りを教えてもらったり、夕飯に招待してくれたりした。Daxは、ほんとに子供のころからバリバリ、サーフィンをしてきた地元っ子だった。僕が波乗りが出来始めたのは、この人のおかげでした。それまでは、ほんとに我流って言うか当たって砕けろって感じでした。しかし、ダックスが僕のサーフィンを見てもっと多くの波に乗れる方法があると教えてくれたことがあります。Daxが教えてくれたサーフィンのコツを紹介します。パドリングをするときに出来るだけボードの後ろのほうじゃなくて、前に乗ることです。こうするとバランスが非常にとりにくいです。だから、後ろのほうに乗ってしまいがちです。でもそうするとサーフボードが波に乗るときに、自分の足が海の中に沈んでいて、ボードが走り出す邪魔になるのです。だから、出来るだけ前のほうに乗ることが大事です。胸をそるとボードの先端も沈まないようになります。そして、波がせまって来たら、全快でパドリングし、重心を前のほうにします。あごをボードに付くぐらい前のめりにします。これらを実行すれば、確実に乗れる波は、増えるし、サーフィンには、とても大事なことだと思ってます。
Moon Light Beach


エンシニータスの町並み


エンシニータスのビーチ。
 
South Carlsbad State Beachのパーキング。ビーチ沿いに20台ぐらい駐車できる。この場所で朝からサーフィンをしたり、ご飯を作って食べたりしてた。車にいながら、海が一望できるし。しかし、一晩中ここで寝るのはやめた方がいい!警察が来るから!!

★Home sweet Home★
僕の家。中は(料理の時だけ)ぐちゃぐちゃ。


エンシニータスの夕焼け

毎日ご飯を食べながら夕日を見て、夜になる前にご飯を作って食べてました。

ムーンライトビーチ

エンシニータスの街並みと看板

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初めてのサーフボード。
エンシニータスの図書館。インターネットが無料です。現在改築中。

South Carlsbad State Beach


海岸沿いには、リスがいっぱい住んでる。


Mr.Dax。僕のサーフィンの先生